中間提出・途中まで考えたこと...結局ボツネタ

結局、書くことがまとまらなかった。あんたは何を言いたいんだのループに陥ってしまった。
もう一度整理しなおさなきゃ、筋が通らなさそう。レポの形で、中間提出には間に合わないがこのブログで、2~3エントリは関連のことをあげていきます。今決めた。


でも、今まで考えていたことなど、せっかくなのでネタの骨子くらいはメモ。
(メモなので、レポート用の言葉遣いなどが全くなっておりません、あと思いつくのまま書いているので、落書き以下になってしまったorz)

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 インターネットが世に出るまでの有権者は、どのように選挙などで政治の意思決定をしてきたかというと、テレビ、新聞などのメディア。あと、個人的なネットワークの2つに大別できると思う。その点から現代まで着目していく

自分が捉えている範囲では、

  • 1.国政や全国的に1つの焦点にしたテーマなどは、テレビ、新聞などのマスメディアからの情報が政治的意思決定の大きな要因を占める。
  • 2.地方自治、自分の利権に直接関わりがあること、または全く関心のないところは、個人の社会的なネットワークからの情報で意思決定している。

2については、K君から聞い住民の半数が公職選挙法違反という鹿児島県のある町の事例や、ウチの実家の、市議選などで、「ウチの街(居住区)から出てるからあの人」という投票行動などから推察している。


で、インターネットが普及し、ブログ、2ちゃん、ニコニコなどが政治について触れ出している今のご時勢は、主に1のマスメディアから情報を得ていたところが、インターネットへシフトしたと、すごく大まかに考えている。

つまりは、国政などの大きなテーマであるほど、既存のマスメディアだけでなく、ブログなどで議論されることにより、いろんな人の考えなど情報が爆発的に増えている。また、以前よりもその人の政治的信念などもブログに書いたり議論する行為を通して、流動的なものから確固したものになっているのではないかと思う。
(たぶんネット右翼とかいわれているのは、以前はふわふわとした流動しがちだった政治的関心というか考え方が議論すればするほど、情報を得れば得るほど左右どちらかになるのではないかと考えていますが・・・)


しかし、2の自分の身の回りの問題になればなるほど、政治とインターネットの関係が薄くなっていると思う。そもそも、対象が小さいのでマスメディアは扱っていなかったのだが。
二者の関係が薄くなっている原因としては、

  • 議論やインターネットの双方向性などメリットを生かすには一定以上の人数が必要
  • 利権その他、あんまりアレなことはネットに施せない
  • 実名ブログなどが普及しているといえ、住所を特定される情報をネットに垂れ流せない
  • ブログで身近な話題を書いたとしても、見る(見てわかる・関心のある)人の数が限られているし、反応がない

主に、この辺が原因だとは思う。つまり、人数とセキュリティと孤独かな。

ただし、逆を言えば、この人数とセキュリティ・孤独の問題を解決すれば、インターネット上での政治的な議論の下地ができるようである。

たぶん、その例として、横浜近くの町(藤沢市だったかな?)の電子市民会議室の事例が浮かんだ。
ただ、この例から考えると、
人数、セキュリティ、孤独に対処するための方策としては、行政が関わる必要があるようである。
1つの指定したコミュニティの中のほうが、下地でできやすい。


また、インターネットの情報コストが限りなく0になるということから、大きなテーマだけでなく、1と2の中間のテーマ(東海地方などの単位、都道府県単位)などもネットで語られるようになっているみたい。(SNSのコミュニティや地方固有のSNSかな?)



今後の方向性として、考えられるのは、
1で扱っているような関心領域は、今までの国政の大きなテーマだけでなく、大中規模単位での地方まで手を広げていくようである。(ボトムアップのような感じするが、対象がどんどん広がっていく)
2のような小さいテーマで、政治とインターネットを活用する場合には、行政機関のなんらかの関与で1つの場所に集約する。ただし、行政が動く必要があるので、対策が遅れている。(トップダウン型)

自分としては、2のように行政がもたもたしているうちに、草の根のWeb2.0が小さい問題まで手を広げてきて、公開されたすべての政治的問題はインターネットで語られ、議論されると思う。

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ここまで書いて気づきましたが、1=ブログ、2=コミュニティとして置き換えられますね。つまりは、ブログとコミュニティでの政治との関係について考えていたようです。
でも、書いてるうちにだんだん焦点がぼやけてきましたね。やっぱ、推敲して、何を論じたいのかまとめ直します。


あと、レポは企画書を書けというところにしたがって、一つ提案すれば、ネットの草の根がどんどん小さなテーマを扱う方向でも、一定の情報が必要だし、ある程度の信頼性なども考えれば、行政機関などが関わる必要がどこからしら生じると思う。なので、行政からのMLが各家庭に飛ばされて、それに対する意見を指定の掲示板などでお願いしますというしくみだったり、一番いいのは、「回覧板」をバーチャルネットワークで実現できないかなと思っています。しくみとしては、ブログやネットでバトンをまわすよう感じかな?それを機械が自動でかかわりがある人とマッチングしてバトンを投げるような仕組みとか?

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今日は、一通りここまで。結局、書きながら考えるを繰り返していたのでまとまりがないね・・・。これから、何を中心に添えて考えるか、具体的事例について考えていきます。

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(追記)
○インターネットをはじめとした情報技術が政治的関係に与えた影響について、具体的な事例を一つ以上挙げて論じよ。

この課題をあまり理解していなかった模様、情報技術が政治的関係に与えた影響の話ね、もしかして、今まで考えていたのは、全部逆流した流れなのではないだろうかとすっごい心配。
やっぱ、振り出しに戻ろう。